皆さまはビジネス書についてどういった印象をお持ちでしょうか?
Googleで「ビジネス書」と検索すると、予測変換には
ビジネス書 ランキング
ビジネス書 おすすめ
等、肯定的な検索結果が見られます。

一方で、この検索を「自己啓発書」に変えるとどうなるでしょうか?
自己啓発書 ランキング
自己啓発書 おすすめ
の他に
自己啓発書 嫌い
自己啓発書 胡散臭い
自己啓発書 読まない
という否定的な意見がチラホラ出てきます。

僕自身、そもそも読書習慣がなく、ビジネス書も自己啓発書も混同していたので、両者に対しても上記のような否定てきなイメージでした。
横文字多くてきっしょ(笑)マインドセット(笑)
また、こういった本を読んでいる層は、学んでいる感を出してカッコつけている意識高い系というイメージも強く、嫌いでした。
休日にわざわざ学んだフリして行動しないんでしょ?ご苦労様です笑
しかしながら、あるビジネス書を読んで、この憶測は間違っていたことに気付かされました。
今回は、このビジネス書を読みようになった理由を書いていきたいと思います。
メモの魔力との出会い
初めて読んだビジネス書は前田裕二さんの書かれた「メモの魔力」でした。
読んだ経緯は、僕が大学院修了後の3月、新卒入社前のこと
現在フリーランスで活動している大学時代の先輩からの紹介でした。
この先輩、面白い経歴で
- 学生時代に他大学と共同してバー開設
- コミュニケーション能力高すぎ(陰キャにも優しい)
- お洒落でモテる。
- ビリヤードの学生全国大会で元2位
- 新卒で入社したベンチャー企業を一年で辞めてフリーランスへ転向
という方でした。
趣味のビリヤードもうまく、行動力もあり、リア充。自分とって憧れの先輩です。
そんな先輩から、本書を勧めていただきました。
しかし、意識高いの嫌いだったので、読む意思がないことを伝えたんです。
そのとき、先輩から
出た(笑)一生読まなくていいよ^^
は?そこまで言うなら読みますけど!とブチギレて本書を購入し、読み始めました。
感想
めちゃくちゃ面白い。
自分の知らなかった考え方がたくさん書いてあって刺激的だったことを覚えています。
特に本書のキーポイントである、
「ファクト→抽象化→転用」という流れを使うことで、日常の全てをアイデアにするという発想。
これは、読んでから仕事・私生活で意識し続けている考え方となっています。
例えば
- 「自工程完結」と呼ばれる手法を、ビリヤードへ転用し、ショットルーティンの最適化。
- トヨタ式生産方式を私生活へ転用し、自炊の効率向上
このような、仕事で学んだ考え方を抽象化し、プライベートへ転用することが自分の王道パターンになりました。
これ以降、さらにたくさん読書するようになっていきました。
そして何より、ビジネス書を読んだことで実生活に役立った体験が非常に多かったんですよね。
列挙すると
- 製造系の本を読んで、仕事への取組み方が変化し、評価が上がった。
- アドラー心理学の本を読んで、人と揉めることが少なくなった。職場の人間関係が改善した。
- 投資に関する本を読んで、お金が貯まるようになった。
これだけ実生活での成功体験が蓄積されると、有益だとしか思えません。
もちろん、中身の薄いビジネス書もあるとは思いますが、僕が読んできた本で外れだなぁと思ったことはないです。
これは、ブログやYouTubeで本を紹介している方が増えたおかげで、自分がためになる本が見つけやすくなった、ということが要因としてあるのかもしれません。
終わりに
今回は、僕が毛嫌いしていたビジネス書を読むようになった理由を説明させていただきました。
世間一般では、やっぱり胡散臭い印象があると思うのですが、
この記事をきっかけに、読書を始めて人生が好転する方がいれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!