スマホがあれば時計なんて要らない派かつ、
スマートウォッチも余計な通知が目に入るから要らない派の私が、
腕に時計を付ける機会はないと思っていた。
しかし、ひょんなキッカケで機械式時計を着用することになった。
今回は、使用しているIWC ポートフィノ・オートマチック(IW351320)を紹介していきます。
譲り受けた経緯
2022年に、新卒で入社した会社を退職して半年くらい実家でニートしていました。
その時期に祖父が介護施設に入った&父が病気で入院という状況で、
祖父の家は散らかっているのに、誰も掃除している暇がなかったので、僕が祖父の家の掃除をやっていました。
そんな中で、祖父の家で、何故か父が20年ほど前に購入したIWC ポートフィノ・オートマチックが止まったまま放置されていたというのが事の発端です。
IWCといえば、スイス発祥の時計メーカーであるのは周知の事実だと思います。
ポートフィノ・オートマチックは今も発売されているモデルですが、
私が持っているIW351320は20~30年前のモデルのようです。
調べても正式な製造年がでてきませんでしたが、
IWC公式サイトで、
特に人気がある小型モデルRef. 3513は、自動巻きムーブメントを備え、日付表示が付いたベーシックな「ポートフィノ」ウォッチです。このモデルは、2000年代中頃に、直径38mmの大型モデルRef. 3533へと進化しました。近年、これがRef. 3565へと発展し、直径は40mmになりました。
出典:IWC
という記載があり、また、時計サイトにて、1990年代という記載があったため、20~30年前のモデルと推測してます。
父がどのくらい使用していたのか定かではないですが、私が物心ついたときに使っていた記憶はありません。
何故かホームセンタームサシで交換したいかにも安そうなベルトが付いていました。(ホントに何故…?)
父はそのまま使う予定もなく、掃除の報酬として譲るわということになり、私のものになりました。
使うまでにやったこと
機械式時計について全く知識が無かったので、入院中の父/知人の時計マニア/Xの有識者の方々に相談しました。
- ずっと動いていなかったので、オーバーホールしよう
- ベルトも安っぽいし、そもそも切れているので交換しよう
ということになりました。
機械式時計を扱っているお店に行って、上記2点の依頼をしました。
IWCの凄いと思ったところは、
1868年以来当社の工房で製造されてきたあらゆる時計の修復と修理を行う
と宣言しているところです。
なのでせっかくならIWCの正規オーバーホールにして、ベルトも正規品を付けようと依頼をしました。
ただ、両方合わせて11.7万円の見積りが来たときは少し焦りました…笑
当時無職だったので笑
修理完了してすぐの写真
シンプルながら上品な出で立ちに感動しました。
実際に使ってみた感想
シンプルなデザイン
3針と日付表示のみ、文字盤もバーインデックスというシンプルなデザインです。
筆記体でロゴが刻印されています。これは2000年代に廃止されたものだそうです。
シンプルなデザインと合わせて、時計が小さく、薄いことも好みなポイントです。
34mmという小さなサイズ感かつ、厚みも8mmと薄型で、目立ちすぎないところがお気に入りです。
ベルトは純正で、革にしました。
フォーマルでもカジュアルでも使いたかったかつ、デザインにマッチしていると思います。
尾錠にはIWCの刻印があります。
ベルトループが切れてしまったことだけが残念です…
最初からスライド式がプッシュ式にしておけばよかった。
Amazonで購入した格安のループで代用してます。こちらにまとめてます。↓
凄い限定的なことだと思いますが、資格試験の会場で使えるというのもメリットの一つだと思います。
もともと、スマホしかなかった頃に、TOEICなどの試験で困ったことがあったので。
価格について
あまり機械式時計に詳しくない自分の中では、
時計は価値が落ちない、資産価値のあるものというイメージがありました。
父が購入した当時は、約20万円ほどで購入したということだったので、値上がりしてたら良いなぁと思って値段を調べてみたら、中古で大体13万円~20万円くらいでした。(2024年4月現在)
定期的なオーバーホールやベルト交換でメンテ代がかかるとなると、
そこまで資産価値ないんじゃないかなぁというのが、率直な感想です。
自分は手放す気はないですし、満足しているので問題ないですけども笑