2019年から使用しているXperia 5に限界を感じてきて、新たなスマホの購入を考えていた。
Galaxy S25とpixel 9aで悩んだ結果、自分としてはGalaxy S25の方を購入した。
Galaxy S25を購入した理由
もう少し、今回Galaxy S25を購入した理由について詳しく説明させていただきたい。
Xperia 5に感じた限界
2019年に購入したXperia 5も5年は使っていて、流石に限界を感じていた。
- バッテリー持たない。
- Bluetoothの接続ラグが長すぎて不便。
- カメラが止まる。
- 暗所撮影が暗すぎる。
という状況で、流石にストレスを感じていた。
ネットサーフィンだけはまだ使えているものの、毎日使うモノでここまで不満があるなら買い替えた方が良いのでは?と思い始め、機種変更を決意した。
pixel 9aと悩んでGalaxy S25を購入した。
最初はpixel 9aを購入しようと思っていたのだけれども、自分はストレージ容量は256GBにしようと考えていた。
それだったら少し価格が高くなってもGalaxy S25の方が性能が高いことが分かったので、そちらを購入することにした。
詳細はリンク記事を参照
Galaxyを買うことへの抵抗感について
なんとなく、Samsungのスマホを購入することに抵抗があった。
というのも、スマホを使い始めて12年ほど経つが、SonyのXperiaしか使ったことが無かった。

高校生の頃はウォークマンを使っていて、日本企業を応援したいという気持ちがあったため。
ただ、Xperia 5シリーズの新モデルが2024年から発表されない現状で、Xperia 1シリーズは自分にとっては予算外だ。
こういう経緯で元々はpixelを候補しようと思っていた。
自分の周りでXperiaを使っていた人達も、コスパの良いpixelシリーズに流れていっていたため。
自分もそのつもりだったのだけれども、pixelも結局は海外メーカーのスマホ。
Galaxyも海外という点では変わらない。
こういった状況でスマホを買い替えるにあたり、今回は自分のこれまで持っていたこだわり・先入観を捨てて、純粋に製品として自分が欲しいモノかを吟味して選んだ。
その結果、Galaxy S25が現時点で一番良い選択肢と判断して購入した。

Galaxy S25のデザイン
Galaxy S25はオーソドックスなスマートフォンのデザインで、本当にシンプル。

サイズは147mm×71mm、重量も約162gと軽くて持ちやすい。

厚みも7.2mmと薄い。まさか、前に使っていたXperia 5(8.2mm)より薄いとは思わなかった。

アルミ素材のボディも高級感がある。

右サイドには音量ボタンと電源ボタン

左サイドは何もなし。

下部にはSIMトレーとスピーカー、usb-cのプラグ

イヤホンジャックは無し。今の時代のスマホでは当たり前か。

ということで、シンプルでよくあるインターフェースになっている。
カメラ部分Galaxy S24からデザインの変更があって、各カメラが縁取りされたようなデザインに変わっているとのこと。
個人的には、シンプル過ぎるS24のデザインより高級感があって良いと思う。

カメラは少し出っ張っている印象を受けた。
けど、最近のスマホはこれでもそこまでの出っ張りではないらしい。

Xperia 5と比べると、これでもカメラは大型化しているように感じるんだけど、これが標準になってきてるんですね。


Galaxy S25のスペック
参考までに、乗り換え候補であったpixel 9aを比較対象として載せておきます。

それぞれが勝っているスペックに青マーカーを引いてます。
項目 | Galaxy S25 | Pixel 9a |
OS | Android 15(One UI 7) | Android 15(Pixel UI) |
SoC(CPU) | Snapdragon 8 Elite for Galaxy | Google Tensor G4 |
メモリ(RAM) | 12GB | 8GB |
ストレージ | 256GB/512GB(microSD非対応) | 128GB/256GB(microSD非対応) |
ディスプレイ | 6.2インチ 有機EL(120Hz) | 6.3インチ 有機EL(120Hz) ※ベゼル太め |
カメラ(背面) | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,000万画素(光学3倍) | メイン:4,800万画素 超広角:1,300万画素 |
カメラ(前面) | 1,200万画素 | 1,300万画素 |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 5,100mAh |
充電 | 有線:最大25W Qi2対応 | 有線:最大23W Qi対応 |
防水・防塵 | IP68 | IP68 |
生体認証 | 顔認証・指紋認証 | 顔認証・指紋認証 |
サイズ・重量 | 約147×71×7.2mm・約162g | 約155×73.7×10.2mm・約185.9g |
価格 | 129,000円/147,000円 | 79,900円/94,900円 |
Galaxyは価格と引き換えに、高性能なSoC、3倍望遠レンズを含む3眼構成、Qi2対応、162gと軽量なボディを手に入れることができ、
一方でpixel 9aは廉価版ということもあり、価格は下がる。SoC性能、カメラが2眼であること、無線充電はQi2非対応、重量では負けているが、ディスプレイサイズとバッテリー容量では優位という感じ。
antutuベンチマークスコアは脅威の200満点超え

antutuベンチマーク(v10.4.8)を計測したところ、217万点を記録した。
種々のレビューサイトで紹介されていたので存じてはいたが、2025年に発売されているスマホの中では最高値で、重量級のゲームなどにも耐えれる。
antutuスコア50万点くらいのXperia 5を使っていた僕が個人的に驚いたのは、アプリ起動がとても速くなったこと。
QRコード決済アプリの立ち上げが早くなって、レジでモタモタすることが無くなった。

antutuベンチマークスコアなんて、今回スマホを買い替えるために調べまくって初めて知ったんだけれども、ここ数年のスコアがドラゴンボールの戦闘力レベルでインフレしていっていて僕は笑ってしまった。
ディスプレイは綺麗で明るい。
6.2インチ 有機ELでリフレッシュレート120Hzに対応する。
元々がXperia 5の縦長ディスプレイに慣れていたのだけれどもそこまで違和感なく移行できた。

ディスプレイは綺麗で、明るい。流石はディスプレイ市場の大手Samsungだと改めて思った。
バッテリー
4000mAhと最近発売されたモデルに対しては低めのバッテリー容量
しかし、電池持ちはかなりwifiストリーミング環境でYouTubeを流しっぱなしにしたときには、
バッテリーが100%から0%になるまでにかかる時間は約23.5時間とのこと。
引用:スマサポチャンネル
4000mAhでもこれだけ長く継続してくれるのはありがたい。
また、バッテリー容量を小さくしていることで、軽量コンパクトなサイズが実現されているともいえる。

Qi2対応
Galaxy S25はQi2規格に対応していて、マグネット式のワイヤレス充電ができる。
iphoneのMagsafeと充電速度とかは変わらないので、androidでもMagsafe使えるようになったんやという感じ。
ちなみに、S25の本体には磁石が入っていないとのことで、専用のケースが必要。

これまでのワイヤレス充電は、速度遅いし位置ずれにも弱かったので使う気がしなかったが、今回はせっかくだから使ってみようと思っている。
なので、充電器は持っていないモノの、前もってAmazonで磁石付きのケースを購入してみた。

スピーカー
5年ぶりにスマホを買い替えた自分としては、音良すぎてビビった。
前のスマホもそこまで悪いと思っていなかったが、大きな音では多少の音割れが起きていた。
今時のスマホってすんごい。

カメラ性能
iphoneもpixelも通常モデルでは2眼の構成が多い中、Galaxy S25は通常モデルから3眼なのが嬉しいところ。
- 超広角0.6倍
- 標準1倍
- 望遠3倍
の3眼構成となっている。

以前のXperia 5では、暗所でノイズだらけになることが不満だったので、最新のスマホがどれだけの実力なのか楽しみにしながら色々と撮ってみた。
晴天での写真は普通にキレイ

食事の写真も問題なし。

ちょっと暗い店内のご飯も綺麗に撮れた。

驚いたのは、逆光の時にそこまで暗くならないこと。
前のスマホだったら、もっと暗所が暗くなって見れるレベルじゃなかったんだけど、明るくしっかり描写できている。

超広角レンズでは、青空が白飛びしないことにビックリした。

3倍望遠レンズは単体で使う場面は少ないのだけれども、デジタルズームで6倍くらいにしたときもまだ見れるレベルになっているのが良い。

というのも、Xperia 5の頃は、光学2倍以上はノイズだらけで使えない認識だったのだけれども、こちらは全然見れるレベルになっている。
結婚式とかそういうイベントでどうしても近寄れない場面でこれだけ綺麗に撮れると心強い。
夜景も拡大すると少々のノイズは入るけど、全然見れるレベル。



超広角レンズも綺麗に撮れている。


3倍望遠レンズで撮影したもの。文字も白飛びせず、キレイに描写で来ている。
Xperia 5では「無印良品」の文字が白飛びして読めなかった。スマホの進化に驚きを隠せない。

総論として、スマホのカメラは何気ない日常を記録することが目的だと思っているので、それに対しては申し分ない性能だと思う。
ボイスレコーダーアプリが凄いらしいけど…
色々なレビューサイトで、ボイスレコーダーが良いと聞く。
しかし、僕がテストした感じだと、まだまだ文字起こしの精度が低い印象を受けた。
これが母親とGWにカフェに行ったときにテストした内容なんですけど、
正しく文字起こしできていない印象を受けた。

僕、「ご視聴ありがとうございました。」とか言ってないし。
カフェの騒音か、僕と母の滑舌が悪かったのか、スマホ置く位置が悪かったのか
ちょっとやり方を改善しないと使えない印象。
要約はまぁまぁ良くて、どんな会話したかくらいは分かるようにしてくれる。
後で見返すときには良いと感じた。

一般サラリーマンが有効活用する場面と言えば、以下のシチュエーションだと思う。
- 市役所での窓口対応を聞くときに議事録を作る。
- 出張で行く展示会で各ブースで聞いた内容を録音する。
最近、久しぶりに展示会に行ったんですけど、各企業のブースでメモ取って、出張報告を書く作業に結構な時間がかかって困ったんです。
こういう時にこのメモでサッと録音しておけば、報告書くのも簡単なんだろうなぁと思いました。
Galaxy S25は「質実剛健」を体現したスマートフォン
スマホ買い替えとして選んだGalaxy S25は、折り畳み機能など新しい要素はないものの、
奇をてらわず全ての機能が高性能にまとまったスマートフォンだと感じた。
- 基本性能はトップクラス:アプリの立ち上げやゲームの快適さなど、日常のストレスを確実に減らしてくれる。
- 軽量&コンパクトで使いやすい:約162gの重量と7.2mmの厚みで、長時間手に持っていても疲れにくい。
- カメラもバランスが良い:3眼構成で、日常の記録用途には十分すぎる性能。
- ボイスレコーダーは今後に期待:使いどころ次第では化ける可能性あり。展示会や役所のメモ取りに便利。
「派手さ」はないかもしれないが、使ってみるとしみじみ「これでいい」ではなく、「これがいい」と感じた。まさに質実剛健なスマートフォンだと言える。