モテたい。カッコいいと言われたい。
だけど、お金はなるべくかけたくない。ちゃんと貯金をしたい。
そう考え、貯金とファッションの両立を目指してきました。
その中で僕が感じたファッションをするメリット・デメリットを紹介していきます。
ファッション・オシャレをするメリット
まず、ファッションやオシャレを楽しむメリットを再考してみます。
好印象が与えられる。
ハロー効果という言葉を既にご存じの方が多いと思います。
何かの対象を評価するとき、目立つ特徴に引きずられて、他の特徴の評価が歪められる、バイアスがかかる心理現象のことです。
オシャレをすることで見た目が良くなれば、それだけで全体として良い印象を与えられます。
テレビCMで美男美女のタレントを起用する戦略も、ハロー効果を用いていますね。
自信がつく。
「服装を変えると自信がつく。」とよく聞く話ですが、僕自身の実体験としてもそう思います。
大学まで、ショッピングモールに入ると泣きそうになるという謎の体験をしていたのですが、服装を整えてから大丈夫になりました。これは、服装へのコンプレックスから来ていたのではと思います。
- 中学生~高校時代:母が買ってきたイオンのワゴン服を買ってイジられる。
- 大学時代:THEオタクファッションでイジられる。(さすがにチェックシャツは着てませんでした。)
ショッピングモールはたくさんのアパレルが入っていて、知識のない自分には何買っていいか分からない。
それに、人も多いです。
これまで散々とイジられてきたので、周りの人が自分の服装を馬鹿にしてるんじゃないか?と本気で思っていました(笑)
今になって思えば、歩いている人たちはそんなに他人に興味ないと思うんですけどね(笑)
社会人になった2019年頃から、YouTube等のネット媒体でファッションの解説をするプロの方々が増えてきたこともあって、動画を参考に勉強して服を揃え直しました。
それ以降、知人から「カッコよくなった。」と言ってもらえる機会が多くなり、それが自信になりました。
そこから、ショッピングモールに入っても泣きそうになる現象は起きなりました。
ファッションをすることで自信がつくというのは、自信をつけるための一要素に過ぎないのかもしれません。しかし、僕はファッションを頑張ったことで前向きに行動できるようになり、服装の重要性を痛感しました。
アイテムの歴史を調べるのが面白い。
自分の使っているアイテムの生まれた歴史や、文化的な背景を知るのが結構面白いです。
例えば、愛用しているコンバースのオールスターが100年近くずっと同じデザインである、とか
MA-1ジャケットのライナーがオレンジな理由は、救助隊へのシグナルを出すためだったとか
こういった歴史や文化を知れるのは、オタク的な楽しみがあります。
特に、自分が使っているアイテムならなおさら、愛着をもって使うことができます。
会話のネタになる。
アイテムやブランドのことを調べてから、人と会話する際のネタが増えて会話しやすくなりました。
友達が着用しているアイテムについて聞いてみたりすると、意外と盛り上がりますよ。
相手が拘りのある人なら、相手の知識を聞くだけでも面白いです。
ユニクロやGUメインの人なら、自分も同じようなアイテムを持っているので共通の話題になります。
意外に、誰にでも活用できると思います。
ファッション・オシャレをするデメリット
デメリットについて
ファッションは課金沼で、無限にお金がかかる。
ファッションについてある程度勉強していくと必ず出てくるのが「流行・トレンド」というものです。
ビッグサイズが良いとか、今年の流行色は〇色だ!とかそういうものです。
こういった謳い文句で、毎シーズン大量の服が販売されています。
それに、ユニクロを代表とするファストファッションという低価格のお店もあれば、一着で数十万円するような高級ブランドまであり、価格帯も様々です。
最新のオシャレを続けていこうとすると、毎シーズン服を買わないといけなくなってしまいます。
こうなると無限課金地獄です。貯金とのバランスを取るには、何かしらの購入基準をもたないといけません。
服が増える。
色々な着こなしをできるようにしようと服を買いそろえていくと、当たり前ですが服が増えていきます。
服が増えることで起こる問題は下記です。
着ない服が出てくる。
カッコいいと思って購入した服や、セールでお得だったと購入した服を、結局着なかったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
結局着ないのに、勿体ないと思って捨てられない。収納スペースも圧迫してしまいます。
こういった服は、一年以上着なかったものは手放すよう心がけています。
最近実家に戻ってきて、さらに選別しました。
状態のよいものは売りに出して、整理していこうと思っています。
間接的なコストがかかる。
収納スペースを取るということは、その土地代がコストとして発生していることを理解しないといけません。
着れもしない服のために、広いアパートを契約し、家賃がかかるといったことが考えられます。
デメリットにならない方もいるとは思いますが、金銭に対してシビアに考えるならば、こういったデメリットも考える必要があると考えています。
着こなしを考えることにより決断疲れを起こす。
コーネル大学の研究によると、人間は一日に決断を35,000回もしていると言われています。
決断するほどに精神的に疲れ、重要な決定ができなくなるそうです。
これを「決断疲れ」と言います。
アップルのスティーブ・ジョブスが、決断疲れを起こさないために、毎日同じ服を着ていたのは有名な話ですよね。
服が増えることで、着こなしの選択肢が増え、結果として決断疲れが起こりやすくなります。
お金とファッションをどう両立させるべきか?
上記で書いたメリット・デメリットについて、自分自身のファッションについてどう折り合いをつけてきたのか、簡単に紹介します。
- 着回しやすいアイテムを揃える。
- 基本に忠実な着こなしをする。
- 色はモノトーンを中心に、他の色のアイテムは少なくする。
- 例外的なアイテムは少量にして、アクセントとして活用する。
長くなりましたので、別記事で改めて紹介したいと思います。