ユニクロとイギリスのデザイナー「クレア・ワイト・ケラー」とのコラボ【UNIQLO : C】
メンズが展開されるのも2回目、しかも良い商品が多いという事でSNSで盛り上がりを見せていた。
私もその波に乗ろうと思っていたのだが、あいにくクローゼットのアイテムを入れ替える予定はなく、今回は購入を見送ろうと思っていた。
そんな中で一応、ラインナップを見てみるとまさに必要としていたアイテムが見つかった。
それが今回紹介する「ニットベスト」である。

ただ、今回は購入理由があまりにニッチ過ぎる。
見てくれる人を置き去りにする覚悟で紹介していきたい。
ニットベストの特徴
2990円という格安で購入できるアイテム
今回は黒を購入した。


北陸では取り扱い店舗がなく、オンラインで購入した。
素材は、
本体: 72% レーヨン, 28% ポリエステル
リブ部分: 62% レーヨン, 22% ポリエステル, 16% ナイロン
と全て化学繊維になっている。
ただ、化学繊維だからといって、安っぽい感じはしない。

それは黒を選んだため、色が潰れたからかもしれない。

洗濯は手洗いかドライクリーニングのみ。これは少し面倒くさいと思ってしまった。
襟は深いVネックが特徴的で、Tシャツと合わせても良いかもしれない。

特徴的なステッチがある。些細な部分で目立たないが、完全にフォーマルなベストではなく、カジュアルでも使いやすそうだ。
裏はラグランスリーブのような形状になっていて動きやすくなっている。

腕のリブは細め

一方で、胴体のリブは結構太い。

締め付けは特にきつくなく丁度良かった。ここが締め付けられると一気におじさんっぽく見えるので、良いバランスで良かった。
ニッチ過ぎる購入理由
さて、ここからは日本で一番役に立たない購入理由へ移りたい。
私がこれを購入した理由は「ビリヤードの試合で使うため」である。
ビリヤードのアマチュア公式戦はA級/B級/女子級で大体500名程度が出場する。
全ての都道府県で50名程度が予選に参加すると考えても、試合に出るようなガチ勢の競技人口は約2000人程度となる。
日本人口が1.2億人もいる中で、圧倒的にニッチな紹介であることが分かっていただけただろうか。
ビリヤードの試合における服装規定について
さて、ビリヤードのアマチュア試合を運営する日本アマチュアポケットビリヤード連盟(以下JAPA)の服装規定が2024年に改訂されたことをご存じだろうか?

ビリヤードの試合は、試合の規模によってドレスコードが異なる。
試合の規模が小さければ、Bコードとなり、ポロシャツやスニーカーもOK。
しかし、規模が大きい試合で適応されるAコードでは、ポロシャツを着用することができない。
ワイシャツ着用が求められる。
それなら、ワイシャツだけでビリヤードすればいいのだけなのだが、
実際に試合に行ってみるとそんな選手はごく少数だ。
なぜかというと、全国大会に出場するようなガチ勢の多くは、各都道府県のアマチュアクラブ(以降、アマクラブと呼ぶ)に属しているからだ。
アマクラブというのは、社会人サークルのようなもので、それぞれの都道府県で練習会や、他県のクラブとの交流戦を行っている。
アマクラブに所属している人しか出れない「都道府県対抗」という試合もあり、ビリヤード業界ではこれを目標にする人もいるほどだ。

実はこのアマクラブには、各都道府県ごとにそのクラブ専用のベストがあるのだ。
だから、全国大会に出るような選手は基本的にアマクラブのベストを着て出場しており、ワイシャツ単体勢は非常に少ないという構図になっている。
服装規定に抵触せず、動きやすく、コスパの良いベスト
かくいう私も過去にはアマクラブに所属し、府県のベストを着用して試合に出ていたこともあった。
しかし、仕事やプライベートのことも考えて、今は所属していない。
そうなると、試合には寂しいワイシャツ単体で出場しないといけないのだ。
これはまずい。
ビリヤードの試合では、これまで通り、ベストを着たい。
通常のニットは服装規定に記載がないので、着用がOKなのか正直分からない…
かといって、よくあるスーツ用のベストを着るとちょっとフォーマルすぎるし、動きにくい。
それと高い。1万円くらいする。
そこまで使用頻度はないし、安く済ませたい。
そんな中で見つけたのが、このニットベストだったのだ。

実際に試合に出るつもりで着てみた。
この記事を書くために、後輩に頭を下げて写真撮影を手伝ってもらった。先に感謝を申したい。
え、これでええやん。

サイズも丁度いい。


ポケットが無いので、チョークを入れておくことはできないが。
構えても気にならない。

背面にお店のワッペンなどをワンポイントで着けても良いかもしれない。
動いているとこんな感じ
普通に良いのではないのだろうか。
普段着としてはどうか
普段着として、ベストを着用するかと言われると、中々難しいところがある。
私個人としては、ニット来たらええやん
と思ってしまうが、適度にカジュアルなデザインになっているので、意外と使えるのではないかと思う。
今回は先ほどまでの格好にコートを羽織ってみた。全然いい感じである。

コートは数年前のUNIQLO Uのウールブレンドシャツジャケット
普通に襟の深いVネックが良い味を出している。
懸念点は、コラボ商品であること
懸念点としては、これがコラボ品であることだ。
在庫状況的にまだまだ購入できそうだが、定番商品ではないので購入できるのは25年のSSに限られてしまう。
今季しか購入できないのが残念なところだ。
ユニクロ通常ラインにベストあるやん
( ^ω^)…
普通にニットベスト売ってるやん…
しかも洗濯可能だし。

どちらかというと、スタンダードな見た目になっているので、
こだわりがない方は、こちらでも良いかもしれない。
まとめ
今回はUNIQLO : Cのニットベストを、ビリヤードの試合用として紹介してみた。
また、ユニクロ通常ラインにもベストがあったことにも気付けたのは自分にとっても収穫だった。
全国各地にいる、非クラブ員のガチ勢で、ベストに困っている方の参考になってほしい。
ではまた。