【Dyson】Supersonic HD08 レビュー 速乾性能に全振り

買い替え検討している記事でも書いたけど、12年前に買ったドライヤーが限界に達したので、買い替えを検討していた。

最終的に、Dyson Supersonic HD08を購入したので、紹介していく。
Supersonic HD08はすでに3年型落ちのモデル
発売日 | 2022/10/1 |
風量 | 2.4m3/min |
ダメージケア機能 | Air Multiplier™ |
重量 | 720g |
その他 | なめらかツール |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 23,204円(税込) |
Supersonic HD08は、発売日2022年とすでに3年前の商品。
サイクロン掃除機でお馴染みのDysonのドライヤーで、羽のない扇風機と同様の技術を用いることで、ヘッドが空洞になるデザインが特徴的。

最初は凄いデザインだと思っていたが、Dysonがドライヤーに進出したのも2016年頃なので、流石に見慣れてきた。
この形状のドライヤーは現行だとHD16のDyson Supersonic Nural™ Shineが最新モデル
次モデルHD17からはDyson Supersonic r™となり、形状が変わる。
型落ちになっているので、値下げされているお店が多々ある。
今回は、楽天スーパーセールに合わせることで、割安で購入することができた。
内容物
シンプルな箱に梱包されている。

内容物は、以下の2点のみ
- ドライヤー本体
- なめらかツール

シンプルで高級感のあるデザイン
色見は黒とシルバーのみでシンプルながらも上品。

ダイソンといえば既になじみのデザインとなった空洞のあるデザインが特徴的

羽のない扇風機と同様に送風に使うモーターが柄の部分に収められているため、このようなデザインにできる。

黒基調で上品な見た目をしており、洗面台で悪目立ちしない。

※弊アパートの洗面台はそこまでこだわってないので、洗練されたデザインすぎて逆に目立っているかも。
2.4㎥/minの風量で速乾性が高い。
2.4㎥/minは、この価格帯のドライヤーでは最高峰のスペックとなっていて、実際に使ってみても風量は強い。
これを超える風量のモデルは、SHARPのIB-WX902だけ。
ただ、SHARPのものは4つの吸気口からそれぞれ風を出すことで風量を上げているので、単独の吸気口からの風であればDysonがトップの性能を持っている。

調整機能としては、風量が3段階

温度4段階

で調整ができる。
冷風の切り替えは、温度調整ボタンでも切り替えられることに加えて、電源ボタン下のボタンを押している間、冷風が出るような機能もある。

これまで使ったドライヤーの中では一番の風量。風量が多い分、あまり風が熱くないため、髪にダメージが入りにくい。ここがこのHD08の最大のメリットとなる。
軽くて振り回しやすい
ダイソンのドライヤーはモーターが柄の部分に入っているため、重心が手元に近くなっている。

通常のドライヤーはモーターがヘッド側にあるので、重心が先端に寄り、振るときの慣性モーメントが大きくなりやすい。
というのも、慣性モーメントが大きいほど回転運動を始めたり止めたりするのに力が必要なので、長時間使うと手首や腕が疲れてしまう。
しかし、ダイソンはこの慣性モーメントが小さいため、動かすのが軽く感じられ、疲れにくい設計になっている。
日経XTRENDの図解が非常にわかりやすかったので、引用させていただいた。

マイナスイオンも出ているらしい。
Air Multiplier™というマイナスイオン発生機能が付いている。
公式サイトによると、
何千万ものマイナスイオンを放出¹
Air Multiplier™テクノロジーで生成した高圧・高速な風で、マイナスイオンを髪に届けます。
ということらしい。ただ、実感は得られていないのが正直なところ。
ただ、これはダイソンのドライヤーが悪いというわけじゃなくて、微細な粒子とかは目に見えないから効果を実感しづらいってことだと思う。
僕は他メーカーのドライヤーを使っても効果を実感できないと思う。
それに、僕自身はマイナスイオンやナノケアといった付加価値より、いかにドライヤー時間を短くできるかの方が髪には良いと思っている。
なので、マイナスイオンについて実感はないけど、別に気にしていない。
潔い付属品:なめらかツールのみ
付属品はなめらかツールのみ。

先端にマグネットで取り付けることができる。

これによって風量を均一にそろえることができるらしい。

そもそも、僕は購入してから、アタッチメントをほぼつけていない。
- 髪がそこまでロングではないので、使う必要がない
- 乾かした後のブラッシングで調整すればヘアセットできる
- アタッチメントを付けたり外したりをマメに切り替えられるほどヘアセットに時間をかけていない。
むしろ、メンズの自分にとっては、下手にアタッチメントが多いより、潔く一つだけになっていて価格が安い方がありがたい。
ただ、女性の場合は使用した方が良いと思った。
アタッチメントなしの最大風量は風がかなり強いので、髪が絡まったりする可能性がある。
アタッチメントと風量調整をした方が、うまくヘアセットできる。
お手入れは根本の吸気口
通常のドライヤーはヘッドの部分に吸気口が付いているけど、ダイソンはモーターが柄に格納されているから、吸気口も下についている。

なので、お手入れの際もここを外してホコリを取る必要がある。

普通のドライヤーと違うので、最初は注意が必要。ただ、取扱説明書にもついているので、間違えないとは思う。
あと、普通のドライヤーに比べて簡単に掃除できるので、お手入れはむしろ簡単になった。
特殊なドライモードの切り替えができない。
他社の高級ドライヤーや、上位モデルであるDyson Supersonic Nural™ Shine HD16に搭載されているようなスカルプモードなど、ドライモードを切り替える機能はない。

同価格帯のKINUJO ヘアードライヤーには3モードあることを考えると、少し残念ではある。

自分は、こういったモードの切り替えはしないと割り切って購入しているので良いが、モード切替を多用したい人はKINUJOの方が良いかもしれない。
また、もっとドライヤーに予算がかけれる人は、上位モデルや他社のものも良い。
髪を速く乾かすことに特化したドライヤー
DysonのSupersonic HD08は、2.4㎥/minの圧倒的な風量でとにかく速く髪を乾かすことができる。

また、上位モデルや他社ドライヤーと比べて、複雑なドライモードの切り替えなどがない代わりに、セール価格で2万円前半で購入することができる。
とにかく速く髪を乾かしたい人かつ、それなりに予算を出せる人には非常にオススメできるドライヤーと感じた。
一方で、もっと予算を出せる人や、色々なモードを切り替えたいという人は、上位モデルや他社品を購入した方が良いかも。
ドライヤーは色々な付加価値が載っているので、なかなか選択が難しいと改めて思った。
買い替え検討したドライヤーの記事も合わせて載せておくので、参考にしていただきたい。