【Lenovo】Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel) 2か月使った感想【コスパがすごい。】
2019年から使っていたSurface Pro 6に限界が来ていて、PC買い換えを検討していた。
結局、楽天リーベイツの時期を狙って、Lenovoから発売されているYoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel)に買い換えた。
購入した理由や、2か月間使用して良かった点、悪かった点をまとめていこうと思う。
スペック

今回購入したモデルのスペックは以下。
| Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel) | |
| ディスプレイ | 14.5インチ OLED(有機EL) 120Hz タッチ対応 |
| 解像度 | 3K(3000 x 1872) |
| CPU | Intel Core Ultra 7 255H |
| GPU | 内蔵グラフィックス(Intel Arc 140T) |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
| バッテリー容量 | 84 Wh |
| 充電速度 | 100W |
| インターフェース | 電子式プライバシーシャッター 電源ボタン イヤホンジャック USB 3.2 Gen 1 ×1 USB 3.2 Gen 1(Powered USB) ×1 HDMI Thunderbolt 4(USB-C形状) ×2 SDカードスロット ×1 |
| 内臓カメラ | 500万画素&IRカメラ |
| 重量 | 約1.54kg |
| 価格 | 189,860円(2025年9月) |
Core ultra 9 285Hにも変えられるけど、そこまで負荷がかかる作業はやらなかろうと思って、Core Ultra 7 255Hを選んだ。
購入した理由
2019年に購入したSurface Pro 6が限界
詳しくは記事にまとめているので簡単に書くけど、当時はクリエイティブな作業はせず、事務作業がメインになると思っていて、Surface Pro 6を購入した。
どちらかというと、見た目重視でスペックはそこまで気にしていなかった。
そこからミラーレス一眼を購入したことで、写真編集/動画編集に興味を持ち始めたんだけど、スペック不足でかなり厳しかった。
加えて、バッテリーもかなり劣化してしまっていて、連続稼働時間も短くなっていて、不満がたまっていた。
クリエイターPCが欲しい。
ということで、今度は写真編集/動画編集もできるようなクリエイターPCが欲しいと思って検討をスタート。
Macbookへ挑戦することも考えたが、これまでWindowsしか使ったことがないし、会社でもWindowsで仕事をしている。さすがに敷居が高い。
HPやDellも調べたが、価格がマッチしなかった。(価格についてはあとで詳しく説明する。)
ということで、コスパが高いLenovoを選んだ。
実際に使ってみて良かったこと。
ここからは、実際に購入して良かったと思うことを書いていく。
写真編集/動画編集が爆速になった。
ブログ用の写真撮影や、趣味のビリヤードで試合の動画を撮影をしているんだけど、この作業が爆速になった。
写真の編集作業

書き出しも早くなった。

フルHDの動画編集なんかも、これまでは30分~1時間かかっていた作業が数分で終わってしまう。

もともとのSurface Pro 6が写真編集/動画編集に向いてないcore-i5 8250U/メモリ8GBだったから、core ultra 7 255H メモリ32GBになったことで作業性が劇的に改善した。
詳しいベンチマークの結果などは、PCの比較をもっとガチでやっているサイトを確認していただきたいんだけど、とにかく作業が快適でめちゃくちゃ良い。
画面がキレイ
14.5インチ のOLED(有機EL)ディスプレイの映りがとてもきれい。


一眼で撮った写真を見返したり、動画視聴するときにキレイで毎日の体験が変わった。

映り込みが多いのだけ少し気になるけど、許容範囲内の内容。
SDカードスロットが付いている。
一眼で撮った写真をPCへ転送するときにSurfaceの頃はSDカードリーダーを毎回PCに刺していて面倒だと思っていたんだけど、Yoga Pro 7i gen 10は最初からSDカードスロットが付いている。

なので、写真を撮ったらそのままSDカードを刺せばいいので、非常に楽。
拡張性が高い。
SDカードスロットだけでなく、他のインターフェイスも充実している。

Thunderbolt 4が2つも付いているので、急速充電や映像出力にも困らない。
USB-Aポートも2つ付いている。最近使う頻度は減っているけど。
これだけのインターフェイスがあれば、ハブがなくても大概の機器は接続できてしまう。
充電がそれなりに持つ。
84Whのバッテリーを積んでいる。
カフェで作業するとき、ブログを書くくらいの軽量な作業なら充電していなくても4時間くらいは確実に受電が持つ。
カフェにそれだけ長居することもないので、十分な駆動時間があって、コンセントを探す手間が省けた。
充電器をコンパクトにできる。
充電器は付属のものではなく、別メーカーのものを使って軽量化している。

CIOのNovaPort SOLO II 100W USB-C ×1 PDを使っているけど、サイズがかなり小さくて持ち運びが楽になった。

内臓スピーカーの音質が良い。
スピーカーの音質なんてそこまで重視していなかったんだけど、Dolby Atmos認定のスピーカーが全面2つ、背面2つで計4つ付いていて、迫力あってよかった。


Dolby Atmos®認定の4つの強力なスピーカーで、臨場感のあるサウンドを感じてください。ストリーミングでもジャムセッションでも、アップグレードされたウーファーがクリアで素晴らしい低音を生み出し、あらゆる瞬間を驚くほどの深みとディテールで生き生きと表現します。
引用:Lenovo
デザインも安っぽくない。
Lenovoの商品は安いので、見た目の高級感はそこまでないのかな?と最初は思っていたんだけど、落ち着きのあるルナグレーの色合いで、全然安っぽくはなかった。


天面にデカデカと
Lenovo

と書いてあるのは如何なものかと少し思う。
あと、コスパで人気のIdeaPadシリーズとデザインがほぼ一緒で、所有の満足感が少し少ないことだけネックなポイント。
価格が安い。
ここまで良かったことをたくさん書いてきたけど、これがかなり安く購入できるのが最大のメリットだと思う。
競合他社(DellとHP)と比較しても、Lenovoが圧倒的に安い。
ディスプレイサイズ、CPU、メモリ、ストレージ容量を揃えたときの3社のスペックと価格は以下。
| Lenovo Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Edition (14.5型OLED Intel) | HP OmniBook 7 14-fr0005TU | Dell 14 Premium | |
| ディスプレイ | 14.5インチ OLED(有機EL) 120Hz タッチ対応 | 14インチ IPS 60Hz | 14.5インチ OLED(有機EL) 120Hz タッチ対応 |
| 解像度 | 3K(3000 x 1872) | 2.2k(2240 × 1400) | 3.2K(3200 × 2000) |
| CPU | Intel Core Ultra 7 255H | Intel Core Ultra 7 255H | Intel Core Ultra 7 255H |
| GPU | 内蔵グラフィックス (Intel Arc 140T) | 内蔵グラフィックス (Intel Arc 140T) | 内蔵グラフィックス (Intel Arc 140T) |
| メモリ | 32GB | 32GB | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB | SSD1TB | SSD1TB |
| バッテリー容量 | 84 Wh | 65 Wh 引用:the 比較 | 69.5Wh |
| 充電速度 | 100W ACアダプター | 100W ACアダプター | 60W ACアダプター |
| インターフェース | 電子式プライバシーシャッター 電源ボタン イヤホンジャック USB 3.2 Gen 1 ×1 USB 3.2 Gen 1(Powered USB) ×1 HDMI Thunderbolt 4(USB-C形状) ×2 SDカードスロット ×1 | USB 3.2 Gen 1 × 1 イヤホンジャック USB 3.2 Gen 2 HDMI USB Type-C 10Gbps × 1 Thunderbolt 4(USB-C形状) ×1 | microSDカードリーダー Thunderbolt 4(USB-C形状) ×3 イヤホンジャック |
| 内臓カメラ | 500万画素&IRカメラ | 500万画素&IRカメラ | 1080p (30 fps)フルHD RGB-IRカメラ |
| 重量 | 約1.54kg | 約1.41kg | 約1.72kg |
| 価格 | 189,860円 (2025年9月) | 253,000円 (2025年9月) | 333,100円 (2025年9月) |
他社が20万円超えてくる中で、Lenovoだけ10万円台で購入できてしまう。
HPはセールによってはかなり安く買うこともできるんだけど、Lenovoもそれは同様。
特に、Lenovoは楽天リーベイツのタイミングで購入すると、最大20%のポイント還元を得られる。
僕は6月のタイミングで購入して約36,000円の楽天ポイントをもらえた。

楽天ポイントなので、大体のお店で使えると考えると、実質的に20%割引で購入できたようなもの。
実質的のYogaという高性能PCを145,000円程度で購入できたことになる。
これらを考えると、Lenovoのコスパは非常に高いことがわかる。
楽天リーベイツの情報については、こまめブログさんで詳しくまとめられているので、リンクを張っておきます↓
微妙だと思ったこと。
ここからは2か月使ってみて微妙だと思ったことを書いていく。
といっても、今回の買い物は良い買い物だと思っているので、そこまで悪いと思ったことはない。
少し重い。
重量が約1.54kgと少しだけ重い。
前までタブレットPCを使っていたので、なおさら重く感じる。
自分は車移動が中心で、そこまで持ち歩かないから良いけど、電車通勤でよく持ち運ぶとなると少し大変かも。
US配列のキーボードに慣れない。
キーボードがUS配列を日本語に切り替えたものになっている。

レビューサイト等を見ていると「すぐ慣れる」と書いてる方が多かったのだけど、自分はまだ少し慣れていない。
というのも、このパソコンはプライベート用のパソコンなので、普段は会社支給のLets Noteを使っている。
そちらは日本語配列だし、触っている時間もYogaより長いから、US配列のキーボードを触る時間が短くなってしまう。これでいまだにタイプミスしてしまうことがある。
100W充電なこと。
core ultra 7 255Hを積んでいるので、ピーク時には100Wで充電する必要がある。
充電器も先ほど紹介したCIOから小型のものが発売されているので、めちゃくちゃ不便しているわけではない。
だけど、外部モニターからType-C給電できたら、ケーブルがまとまってすっきりして良いと思っていた中で、Type-C給電できるモニターは65Wのものが多いし、100Wに対応させようとすると高額なモニターしかなくなってしまう。

詳しくは、モニターの感想でまとめている。
自分のやりたいタスクも考えると、65W給電に対応しているcore ultra 7 258Vを搭載のYoga Slim 7i gen 10を購入しれも良かったもしれない。
Yoga Pro 7i Gen 10 Aura Editionはコスパがすごい。
Yoga Pro 7i Gen 10を2か月使ってみて一番感じたのは、やはり圧倒的なコスパ。
Core Ultra 7 255H/メモリ32GB/1TB SSD、そして有機ELディスプレイやDolby Atmosスピーカーといったハイエンド要素を備えながら、他社の同等スペック機種よりも何万円も安く購入できる。

さらに楽天リーベイツのポイント還元を活用すれば、実質的な価格は約14.5万円まで下がるので、パフォーマンスと価格のバランスが段違いとなっている。
楽天リーベイツは日にちが限られているので使うのが難しいけど、他のセール時に購入しても損しない買い物ができると思う。
重量やキーボード配列など細かい注意点はあるものの、総合的に見れば「高性能を手頃な価格で手に入れたい人」にとって最適解となると思います。
