【Anker】Soundcore Liberty 5レビュー この価格で全部載せ

AnkerのSoundcore Liberty Air 2を2021年に購入したけど、バッテリー切れが早くなったり、Bluetooth接続が不安定で片耳しか接続できなくなったりとかなり不便だった。
通勤で毎日イヤホンを使う以上、些細な不満が溜まってストレスになっていた。
記事にもまとめている。
ということで、AnkerのSoundcore Liberty 5を購入したので、早速レビューしていく。
Soundcore Liberty 5のスペック
Soundcore Liberty 5は以下の通り
項目 | Soundcore Liberty 5 |
ドライバー構成 | 9.2mmダイナミック + デュアル低音増強ダクト |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
Bluetoothバージョン | 5.4 |
ノイズキャンセリング | ウルトラノイズキャンセリング3.5 |
外音取り込み | 対応 |
空間オーディオ対応 | Dolby Audio |
マルチポイント | 2台対応。切り替えは1秒以下 |
バッテリー持続時間 本体のみ | 通常モード:12時間 ノイズキャンセリングモード:8時間 Dolby Audio&NC使用時:5時間 |
バッテリー持続時間 ケース使用時 | 通常モード:48時間 ノイズキャンセリングモード:32時間 |
防水性能 | IP55(防塵・防水) |
アプリ連携 | Soundcoreアプリ対応 (イコライザー、ANC調整、HearIDなど) |
ケース充電端子 | USB-C / ワイヤレス充電対応 |
ワイヤレス充電 | 対応(Qi規格) |
重量(ケース含む) | 約53g |
発売時期 | 2025/5/22 |
価格 | 14,990円 |
これらの機能はLiberty 4の時点既にあったのだけれども、Liberty 5のキャッチコピー「欲しい機能、全てが進化。」の通り、正当に進化している。
自分が求めていた仕様は全て満たしている。
これで価格が14900円なので、コスパは非常に良いのではないだろうか。
落ち着きのあるデザイン
色はミッドナイトブラックを購入
ケースはマットな黒色

ロゴや縁の切り替えもぎらつきの無いグレーになっており、前作のLiberty 4より落ち着いた印象を受ける。

ライトの点滅もシンプルで、主張し過ぎない。

ケースの開閉方法はスライド式。これがまた使いやすい。



本体はうどん型。

黒とグレーのモノトーンでこちらも落ち着いた印象で良い。

勿論、ワイヤレス充電にも対応している。

装着時のフィット感も抜群
耳にすっぽりと収まってフィット感も抜群
イヤーピースも初期のMで問題なかった。

しいて言うなら、長時間着けていると耳が痛くなるかな~という印象はあるものの、
これまで使っていたLiberty Air 2より全然ましだし、うどん型イヤホン全般が痛くなってしまう可能性もあると思う。
接続もかなり早くて、イヤホン開けて数秒で繋がる。ストレスなくて良い。
前に使用していたLiberty Air 2は片耳しか聞こえなかったりしてきていて、接続が不安定だった。
それが解消されて一安心。
日々の生活で感じていた些細なストレスが無くなっただけでもでかい。
マルチポイントは爆速
マルチポイントについては、他の人が書いているLiberty 4や4 Proのレビューを見ていても、数秒かかっている印象だった。
だけど、Liberty 5はそこから正当進化していて爆速。体感としては1秒ないくらい。
そもそもマルチポイント接続は、Liberty Air 2にはついていない機能。
買替するにあたって、最近のイヤホンを見まくっていた中で、かなり便利そうだと思っていたけど、ここまで爆速だとは思っていなかった。

自分の場合は出先で作業することも多く、移動中はスマホで音楽を聞いて、カフェに着いたらPCで音声を流したいというシチュエーションが多々ある。
その度にBluetooth接続を着けたり切ったりするのは正直面倒だったので、マルチポイント接続はかなり便利。
古いイヤホン使っている人は、これのためだけにイヤホンを買い替えても良いレベル。
ノイズキャンセリング初体験 かなり使える
初めて使った日は雨だったんだけど、着けた瞬間に雨の音がスッと消えてかなり驚いた。
通勤の電車や駅のホームでも、音が一気に聞こえなくなるので、雑音を気にせずに生活できる。

ただ、マクドナルドで作業していたら、店内放送は少し聞こえるかな?ってレベル。
音楽付けたらほぼ分からない。
カナル型のイヤホンならそれなりに遮音性あると思っていたけど、ノイキャン機能付いている方が圧倒的に音が消えてくれる。
ノイキャンイヤホンは初使用なので比較はできないのが申し訳ないけど、この価格でこれだけノイズキャンセルが効くのであれば、かなりコスパは良いのではないだろうか。
外音取り込みは想像以上に便利
これはあまり期待していなかった機能なんだけど、外音取り込みはレベル高くて驚いた。
これまでのsoundcoreシリーズのレビューを見ていると、そこまで良い評価をされていない印象があったけど、Liberty 5は友人とも普通に会話できるし、コンビニの会計時にも余裕で使える。
というのも、Liberty 5から左右1基ずつマイクが増えて、4つも搭載されている。

こんだけマイク着けているからこそ、周囲の音を余すことなく取り込めるということか。
実用面で使うことはないと思っていたから全然期待していなかったんだけど、予想を良い方向に裏切られた。
切り替えも感圧センサーでできるし、十二分に活用していきたい。

音質は癖なく聞きやすい
正直、音質についてそこまで自信満々にレビューできる自信はないけど書いていく。
低音~高温にかけて癖がなく聞きやすい調整になっている印象を受けた。
コーデックがLDACに対応しているから、原音に忠実なハイレゾ再現ができているんだとか。
確かに、凄く尖った感じはなく、フラットにまとまっている。
低音がしょぼいとかそういうことも無く、全体的に高いレベルにあると思う。
ドライバーが大きくなっている影響もあるのかも。

Dolby audioについてはアプリ内で切り替えができる。
onにすると、中間くらいの音がもっと聞こえやすくなり、情報量が増えた感じ。
ただ、そこまで自信満々にレビューできるほどの音楽体験をしてないし、最近はYoutubeをラジオ的に流していることが多いので参考程度と捉えていただきたい。
まとめ 価格14990円という圧倒的コスパ
僕が前モデルのLiberty Air 2で感じていた「接続不安定」「装着感の悪さ」「マルチポイント非対応」といった不満を、Liberty 5はすべて解消してくれた。
特に接続の安定性やマルチポイントの爆速切り替えはストレスフリーで、毎日の通勤・作業が快適に。
ノイズキャンセリングや外音取り込みも想像以上に高性能。
音質はフラットで聴き疲れしにくく、YouTube視聴メインの自分は全く不満はない。

これだけの機能性で定価14900円はコスパ高すぎ。
というのも、実は購入後に速攻で無くしてしまい、二つ購入してしまいました…

自分はイヤホンなんて無くさないと思っていたんだけど、実際はこんなに小さいモノだと、ポケットに入れていると無くしてしまうこともあると思う。
これがもしハイエンドイヤホンだったら倍の値段かかっていたのか…と思うとぞっとする。
なので、あまり高いものを買い過ぎると、無くした時の絶望感もえぐい。
高価格帯モデルと迷っている人にも、まずは冷静になってこれを試してみてほしいと思えるイヤホンでした。