【無印良品】遮光カーテンはいらないと思っていたけど、結局購入してしまった

ミニマリストに憧れて無印良品の麻平織ノンプリーツカーテンだけで2年過ごしてきたけど、流石に限界を感じて遮光カーテンを購入するに至った。
なぜそうなったのか、僕の失敗談を紹介していく。
ミニマリストはカーテンを手放しがち
「ミニマリスト カーテン」で検索をすると、
- カーテン無し生活
- レースカーテンだけ
- 目隠しシートを着ければカーテンは要らない。
などの情報が出てくる。
僕としても、ミニマリストの生活を参考にしていたことがあり、
もっとミニマリストとして尖っていくなら、カーテン無しにするくらいの覚悟が必要なのでは?
と考えていた時期があった。
流石にカーテン無しは、世俗との差がありすぎるので、レースカーテンや薄いカーテンだけで3年生活してきた。だけど、遮光カーテンはなし。その実体験については後述する。
遮光カーテン無し生活のメリット
カーテンを無くすことで得られるメリットは思っているよりたくさんある。
- 朝日を浴びることで、メラトニンの分泌が抑制され、代わりにセロトニンが分泌されることで目覚めが良い。
参考:城東病院 - 休日も起床時間が変わらないので、生活リズムがズレない。
=社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)が起きないから、毎日調子がいい。
参考:大塚製薬 - 朝早くから行動できるので、時間を無駄にした感じがしない。
- 朝日がキレイ。最高。
カーテンがあるとついついカーテンを開けることをサボってしまったり、寝坊してしまうことで上記のメリットを享受できない可能性がある。
なので、遮光カーテンを無くすことで、強制的に朝日とご対面を果たし、充実した毎日を手に入れられるのだ。
【体験談】遮光カーテン無しの3年間
男子寮時代の1年間
僕自身が遮光カーテン無しで最初に生活したのは、前職で男子寮に住んでいた頃だった。
男子寮には備え付けのカーテンがあったので、流石にカーテンを捨てるわけにはいかず、試験的に開けっ放しで生活してみていた。

やり始めた理由として、会社がフレックス制を導入していて、早く出勤したかったため。
当時、開発の業務で使っている実験機器が、日中に混んでいて思ったように実験できなかった。早朝にフレックスで出勤すれば、実験機器を独占利用できる。
加えて、朝早くから業務を開始すれば、その分帰宅時間も早くできる。
それなら、自分の自由時間も増やせるし、めっちゃええやんと思って始めたことがきっかけだった。
この時には
- 学生時代に寝坊していたのは、朝日を浴びていなかったからだったこと。
- 休日に早起きすることで、ダラダラせず活動できて休日が無駄にならない。
の2点を凄く実感した。
自分は夜型だと思っていたが、朝6時代から活動できるようになった。
早起きするから必然的に寝る時間も早くなるし、生活リズムが健全になっていった。
朝が苦手という気持ちもなくなり、寝坊もなくなった。
自分にとっては良い効果しかなかった。
ちなみにこのカーテン開けっ放し生活は、別の理由で終わることになった。
「朝早く出勤したのに、忙しすぎて結局は退社時間が以前と同じになる」
という状況になってしまい、朝早く起きてもメリットが無くなったため、当時は辞めてしまった。
無印良品の麻平織カーテンだけで2年間生活
転職を機に現在のアパートに引っ越したのだけれど、そこでは無印良品の麻平織ノンプリーツカーテンだけで生活することにした。
当時、これまでに書いてきたメリットを享受するという目的と、
ミニマルな部屋を作ろうと息巻いていて、なるべくモノを減らしたかったという想い
この二つが重なって、遮光カーテンを購入しないで生活してみることにした。

僕自身も男子寮時代の生活が良かったと思っていたので、今回も上手くいくと思っていたのだが、流石に3年もこういう生活をしていれば、不便に思うことも増えてきた。
特に、致命的だと思ったのは2点
- 夜更かししたら寝れない。
- 冬が寒すぎる。
次章で説明していく。
遮光カーテン無し生活のデメリット
夜更かししたら寝れない。
いくら早起きが気持ちいいとはいえ、夜更かしした翌日はちょっとゆっくり寝たい。
だけど、日の入りと同時に部屋がめちゃくちゃ明るくなるので、強制的に目覚めさせられる。

さらに、5月くらいから日の入りがどんどん早くなっていくので、寝るのが遅くなるとどんどん睡眠時間が削られていく。
夜更かししなければ良いのでは?と思う人がいると思うのだが、夜型の趣味がある人はできない場合もあるだろう。
僕の場合は、ビリヤードを趣味にしていて、練習が基本的に夜になってしまう。
翌日が仕事の時はセーブすることもあるけど、
金曜・土曜のような翌日に仕事がない日は、多少無理をしても夜に練習したい。
そうなると必然的に夜型になってしまうので、早起きすることより睡眠時間を優先したくなる。
夜型の生活と、遮光カーテン無し生活は相性が悪い。
断熱性能が低い
2024年の冬、僕が済んでいる北陸地方は記録的な寒波で、かなり寒かった。


そんな寒波の中、住んでいるアパートは窓が大きい。
窓から外の寒さが部屋に伝わってきて、めちゃくちゃ冷えた。
ここで厚いカーテンがあれば断熱効果もあるのだけれども、麻平織ノンプリーツカーテンだけでは寒波をしのぎ切れなかった。
結局、寒さをしのぐために暖房を強めなければならなくなり、電気代が例年に比べて高額になってしまった。
これは夏も同じことで、外が暑いと部屋も暑くなってしまう。
このように、遮光カーテンがないと部屋の快適性が失われてしまうことがデメリットだと気付いた。
結局、遮光カーテンを買った
デメリットを受けて結局、遮光カーテンを購入した。
無印良品の「防炎・遮光性 二重織り ノンプリーツカーテン」を購入。

商品名には記載ないが、遮光率は99.99%以上(1級)。

実際に取り付けてみるとこんな感じ。

真っ暗になる訳ではないが、睡眠の質は向上
これが遮光カーテンあり/無しの比較なんだけど、昼に真っ暗になるほどではない。
カーテンの間から光も漏れてくるので、それで少し明るくなってしまう。


完全に暗くなったわけじゃないけど、それでもかなり寝やすくなった。
春から夏にかけてどんどん日の入りが早くなっていくので、これから
断熱性については継続して確認していく
夏冬のような極端な気温になった時に、どれだけ快適になったかは継続して確認していく。
この記事に追記しようと思う。
モノを減らすことを目的にしてはいけない
カーテン無し生活をしてみて気付いたことは、モノを減らすことを目的にしてはいけないという事だ。
遮光カーテン無し生活のメリットなども書いていたが、自分自身の本音としては、ミニマリストに憧れて、モノを減らすことを目的にしていたところが大きかったのだと思う。
しかし、それで生活が不便になっていては本末転倒。
豊かに生きることを目的にして、これからもライフスタイルを磨いていきたい。