【令和最新版】ドライヤーの買い替え検討【候補7つ】

大学入学と同時に買ったドライヤーも12年使って、焦げた匂いがしてきてそろそろ限界。

そろそろ買い換えようと思ったけど、ドライヤーは長期間使うものだから失敗したくない。
なので、カタログスペック/口コミ/家電量販店での実機の確認をして検討を重ねた。
その内容を共有するので、これからドライヤー選びをする方の参考にしてほしい。
求めるスペックは、速乾性(と価格)
ドライヤーのオススメを調べると、いろいろと機能やデザインについて書いてあるけど、自分で調べていくと、大きくこの6点を調べればよいことが分かった。
- 速乾性能:風量が大きければ、それだけ風がたくさん当たって乾きやすい。
- ダメージケア:マイナスイオン/ナノイーなど。各社が何かしらやっている。
- 重量:毎日使うものなので、軽い方が取り回ししやすい。
- その他機能:多様なアタッチメントや、頭皮の熱さに応じて温度調整してくれる機能とか。
- 音:ドライヤーはだいたいうるさいので割愛
- 価格
個人的には、速乾性と軽さと価格を重要視した。
速乾性能こそ重視すべき
ドライヤー本来の機能に立ち返れば、「髪を乾かす」ということが本命の機能のはずだ。
そう考えると、風量が高いことが重要。
なぜかというと、髪にダメージを与える主要素は熱い風を長時間当てることと考えたためだ。
これを回避するためには、大量の風を髪に当てれるドライヤーが必要だ。
そうすれば、髪に熱風の当たる時間が短縮され、傷みづらい。
ダメージケア機能はおまけと考える。
逆に言うと、マイナスイオンなどのダメージケアについては、
- どのメーカーも何かしらの機能を搭載している。
- 実際に効果があるのかわかりづらい。
(仮説:主要因は熱なので、そこまで差が出ないのではないか)
という理由で、重要視をしなかった。
各社、企業努力をしているのだと思うが、自分の毛量ではわからなかった。
アタッチメントはたくさんいらない。
あと、アタッチメントの種類や機能性については重要視しなかった。
というのも、僕は30代のメンズだ。
- 髪がそこまでロングではないので、使う必要がない。
- 乾かした後のブラッシングで整えられる。
- アタッチメントを付けたり外したりをマメに切り替えられるほどヘアセットに時間をかけていない。
ズボラな自分が、アタッチメントを切り替えながらヘアセットを楽しむ姿は想像できなかった。
パートナーがいる男性や、女性、子供連れとなると話は変わってくるのかもしれないけど。
むしろ、メンズの自分にとっては、下手にアタッチメントが多いより、潔く一つだけになっていて価格が安い方がありがたい。
上記がコスパよく購入できる価格が良い。
お金を出せばよいものは購入できるのはわかっているので、後は満足できるスペックで、いかに安価に購入できるかが重要と考えた。
なので、価格も考慮して選んでいく。
購入候補は7つ
これまで書いてきたスペックに加えて、容系/生活改善などのレビューをいろいろ確認して、候補にしたのが以下の7点
- レプロナイザー 4D Plus
- Refa リファビューテック ドライヤー BX
- Dyson Supersonic HD08 ULF BBN ENT
- Panasonic ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J
- SHARP IB-WX902
- SALONIA スムースシャインドライヤー
- KINUJO ヘアードライヤー
レプロナイザー 4D Plus
発売日 | 2019/1/7 |
風量 | 公式で記載なし。 |
ダメージケア機能 | 独自技術のバイオプログラミング |
重量 | 約750g(ノズルを除く) |
その他 | ノズル(1個)・フィルター(2枚) |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 57,000円(税込) |
多くの美容系インフルエンサー/美容師がお勧めしているレプロナイザー
7Dや107Dとかいろいろなモデルもあるんだけど、7万円を超える価格になってくる。
少し古いモデルの4D Plusで価格を5万円台まで下げることができる。
これだけ多くの人が絶賛しているのだから、確かに良いものなのだろう。
ただ、風量の数値も記載がないし、ダメージケア機能の説明も哲学的な式が載っているだけ。

これをエンジニアの自分が良いと判断していいのだろうかと思ってしまった。
あと、5万円台まで値段を下げれると書いたはいいが、ドライヤーに5万円はさすがに高すぎる。
あと、実機でテストできる場所にも恵まれなかったので、今回はスルーした。
母が気になっていそうだったので、今後プレゼントで購入する機会があればレビューしたい。
Refa リファビューテック ドライヤー BX
発売日 | 2024/11/6 |
風量 | 1.4m3/min |
ダメージケア機能 | ダブルセンシング機能 増量したハイドロイオン SCALP/MOIST/VOLUME UPの3モードを選択可能 |
重量 | 740g(電源コード含む、セット用ノズル含まず) |
その他 | セット用ノズル(1) |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 47,000円(税込) |
Refaも美容系インフルエンサー/美容師がめちゃくちゃオススメしている。
Refaのドライヤーの中で一番風量が高いにも関わらず、1.4m3/minという低い数字で驚いた。
※後述するDysonが2.4m3/min
僕もどのモデルか忘れたが、少し良い旅館に行ったときに部屋に置いてあったので使ったことがある。その時に、少し風が弱いなと感じた。
またダメージケアなどもてんこ盛りで、きっと良い機能なのだろうけど、価格が高くて断念。
Dyson Supersonic HD08 ULF BBN ENT
発売日 | 2022/10/1 |
風量 | 2.4m3/min |
ダメージケア機能 | Air Multiplier™ |
重量 | 720g |
その他 | なめらかツール |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 23,204円(税込) |
サイクロン掃除機でお馴染みのDysonのドライヤー
羽のない扇風機と同様の技術で、ヘッドが空洞のデザインが特徴的。
最初は凄いデザインだと思ったが、Dysonがドライヤーに進出したのも2016年頃なので、流石に見慣れてきた。
発売日は2022年とすでに3年前の商品で、この形状のドライヤーは現行だとHD16のDyson Supersonic Nural™ Shineが最新。
次モデルHD17からはDyson Supersonic r™となり、形が変わっている。
特徴としては2.4m3/minという風量で、実機テストでも風が強くて驚いた。速乾性能は高い。
加えて、モーターが柄に入っているので、ヘッドが軽く、スペック重量ほどの重さは感じない。
欠点としては、最新モデルに比べるとドライモードの切り替えなどはできない点。
型落ちかつ、機能も少ないため、2万円台前半という比較的安い価格で購入することができる。
Panasonic ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0J
発売日 | 2022/9/1 |
風量 | 1.6m3/min |
ダメージケア機能 | 高浸透ナノイー ミネラルマイナスイオン 静電気抑制 「ナノイー」イオンチャージPLUS UVケア/ヘアカラーや白髪染の退色抑制 速乾ノズル(本体内蔵) 4つのドライモード |
重量 | 約550g(セットノズル含まず) |
その他 | セットノズル、根元速乾ノズル |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 28,378円(税込) |
こちらも人気の高いPanasonicのナノケア
2025/9/1に新モデルのEH-NA0K-Wも発売予定となっている。
風量が1.6m3/minと少し低いように感じたが、実機でテストしたところ、思ったより風が強く、速乾性能も高いと感じた。
知人でも何人か持っているので聞いてみたが、全員満足していて、完成度は高いと思われる。
加えて、ダメージケア機能も多く備わっている。
さらに、搭載モードも4つあり。
その分、少し値段は割高。最安は2万円台だが、購入場所によっては3万円は超えてくる。
SHARP IB-WX902
発売日 | 2024/9/5 |
風量 | 7.4m3/min |
ダメージケア機能 | プラズマクラスター 7つのドライモード |
重量 | 約515g(付属品除く) |
その他 | ストラップ、ユニット清掃ブラシ |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 30,980円(税込) |
2023年のグッドデザイン賞ベスト100にも選ばれているデザイン性の高いモデル。
まず、7.4m3/minという圧倒的な風量と、圧倒的な軽さが特徴的。
4つの吹き出し口から風を出す独自技術で驚異的な数値を出しているのだとか。

また、Dysonと同様にモーターが柄の中に内臓されている構造で、ヘッドが小さい。これによって、軽さと疲れにくさを両立している。
ダメージケア機能やモード切替も充実しているし、デザイン性も良いということで、かなり良いと思っていた。
ただ、実機テストをして、4つの吹き出し口から出ているためか体感の風量がそこまでではなかった。
価格は3万円を超えてくるので、少し高く感じる。
Panasonic ナノケア EH-NA0Jと同様に購入場所によって価格差があるので、注意が必要。
SALONIA スムースシャインドライヤー
発売日 | 2024/6/17 |
風量 | 2.4m3/min |
ダメージケア機能 | マイナスイオン 8つのドライモード |
重量 | 約493g(ノズルなし) |
その他 | 速乾ブーストノズル/セットノズル |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 9,534円(税込) |
スピーディーイオンドライヤーが高コスパで人気となったSALONIAの新モデル。
机上スペックではあのDysonと同等の2.4m3/minの風量を持つ。
最安価格は1万円を切る。定価だと約13,000円だが、それでも安い。
素材は他のドライヤーと比べると少しチープな印象はあったが、この価格なら十分だろう。
ただ、一つ気になったのは風量で、スペック上はDysonと同スペックなんだけど、実機テストした際はDysonの方が風が強く感じた点。
コストパフォーマンスは非常に高いものの、価格を上げればもっと良いものもある、という印象を受けた。
KINUJO ヘアードライヤー
発売日 | 2021/3/12 |
風量 | 2.2m3/min |
ダメージケア機能 | マイナスイオン 3つのドライモード |
重量 | 約348g(本体のみ) |
その他 | – |
価格(価格.com最安 2025/8/14) | 24,118円(税込) |
女性人気の高いドライヤー
2021年発売とロングセラー商品で、高い風量と軽さが魅力。
実際にテストしても、風量が高くて良いと思った。
定価は3万円台と高いのだけれども、少し古いのも相まって、安いところもある。
PanasonicやSHARPに比べると、割安に購入できる印象を持った。
めちゃくちゃ悩んでDysonにした。
7つのうち、価格面でレプロナイザーとRefaは実機テスト前に候補から外していた。
さすがにドライヤーに5万円以上を出す経済力はない。
残る候補は、Dyson/Panasonic/SHARP/SALONIA/KINUJOとなった。
どれも良いドライヤーだったんだけれども、最初に宣言した内容に立ち返り
- 速乾性能こそ重視すべき
- ダメージケア機能はおまけと考える。
- アタッチメントはたくさんいらない。
- 上記がコスパよく購入できる価格が良い。
の観点で考えた。
SHARPは圧倒的な風量スペックに高いデザイン性、軽量と期待が高かったが、風量の体感が思っていたものとは違っていた。それに対して、価格が少し高い。
Panasonicも良いドライヤーだけど、速乾性能はDyson/SALONIA/KINUJOの方が優れている。
SALONIAはコスパがバグりすぎて、調べていた時点で買いだろうと思っていたけど、体感はDysonとKINUJOの方が風が強かった。
最終的に、DysonかKINUJOどちらにするかでさらに悩んだ。
結果として、楽天スーパーセールでより安くなっていたDyson Supersonic HD08 ULF BBN ENTを購入することにした。

ドライヤー選びは難しい。
今回、12年ぶりにドライヤーを買い換えるということで、自分のできる範囲ではいろいろと調べてみたんだけど、ドライヤー選びはかなり難しい。
というのも、
- 風量は各社スペック通りというわけでもなく、実機を使わないとわからない。
- ダメージケアは本当に効果があるのか体感しづらい。
- 価格も上から下まであってきりがない。
という状況だからだ。
今回は、ズボラなメンズとして、機能はシンプルでとにかく早く乾けば良いという目的に絞り、価格を吟味してDysonにすることにした。
しかし、人によって正解は変わるはず。
ダメージケアにこだわるのか、セット方法にこだわるのか、安さが大事なのか、はたまたブランド力なのか、人によって求めるものは違う。
是非、この記事を参考にしつつ、実機でテストしたりしながら決めてほしい。