【エッティンガー ETTINGER】二つ折り財布のレビュー【3年使用】

ファッション
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僕が使用しているエッティンガーの二つ折り財布について、3年間使用して気付いた良いところ/悪いところを紹介していきます。
元々は長財布を使用していましたが、キャッシュレス決済が便利になってきたことに伴い、小さいサイズの財布が欲しくなり購入しました。

エッティンガーとは

エッティンガー家は、代々、英国軍の裁縫職人という家系です。
1934年にロンドンでジェラルド・エッティンガー氏によりレザーグッズを製造する会社として設立された。
誇りを持った仕事ぶりが評価を得て、1996年には、チャールズ王子より英国王室御用達(ロイヤルワラント)の栄誉を授与した。
1999年から日本で本格的に販売開始され、今なお多くの人に愛されている。
表面の革に高級ブライダルレザー、内側の革にパネルライドレザーを用いたツートンカラーのデザインが特徴。
75年以上前の創業時、当時は黒一色の財布がほとんどだった中、ツートンカラーの財布を手掛けており、エッティンガーのアイコンになっている。

ロイヤルワラントとは

ロイヤルワラントは王室御用達を意味する言葉。
選ばれたブランドや会社に授けられる称号を示し、直系の王位継承者のみ認定できる権利を持っている。

品質などの厳しい審査に通らないと認められず、一度通っても審査に落ちてしまえば、即取り消しになる。
エッティンガーは1996年以降からロイヤルワラントを継続しており、品質の安定さがうかがえる。

ブライダルレザーについて

ブライダルレザーは元々、馬具に用いられていた。
馬の汗やヨダレで革が劣化するのを防ぐため、革にロウを塗り込むことで防水性を高めている。
ブライダルレザーの特徴として、頑丈で耐久性が高く、傷や汚れにも強いことが挙げられる。
一方デメリットとして、厚みがあるため、財布に用いる際はスーツの胸ポケットに収納しようとするとシルエットを崩してしまう恐れがある。
エッティンガーは革を薄く削ぐことによりデメリットを解消し、耐久性と薄さを両立させた財布を作り上げている。

財布の形・スペック

私の使用している財布は、「PURSE NOTECASE WITH 4 C/C SLOTS」という型番のものです。

使用状況としては、

  • 使用年月:3年
  • 手入れ:月に一度クリームを塗る程度(たまに忘れる場合あり)
  • 使用頻度:少なめ(基本的にキャッシュレス決済をしているため。)
  • お尻のポケットにはほぼ入れない。

サイズはH9.5×W13.5×D3cm、重量100gです。

二つ折りタイプで、小銭入れがついています。

表はブライダルレザーで、色はネイビー。
裏はパネルライドレザーで、色はロンドンゴールドになります。
ネイビー表記ですが、ほぼ黒色というような印象を受けました。

小銭入れのサイズ感は下記写真のような感じ。

お札入れは側面にあります。

カード入れは4つ

また、カード入れの下に二つ、小銭入れの下に一つポケットがあり、レシートやカードが収納できるようになっています。

良いところ

三年間使用して良いと思ったところを書いていきます。

長財布に比べて小さく、持ち運びしやすい。

この財布を購入するまでは長財布を使っていましたが、サイズが小さく取り回しやすいです。

シンプルなデザインだが地味すぎない。

シンプルなデザインかつ、特徴であるツートンカラーが気に入っています。

表側はネイビーでフォーマルな印象ですが、裏側はイエローで、程よくカジュアルなのが使いやすくて良いですね。
レザーの質感もよく、上質な雰囲気はかなりあります。

ロゴが主張し過ぎない。

ブランドのロゴが全面に押し出されているアイテムに抵抗感があるのですが、この財布は型押しになっており、目立ちすぎないので良いです。

作りが丁寧

3年使用していても縫製のほつれもなく、しっかりしている印象を受けました。

財布の中身を整理することができた。

これは悪いところにも書きますが、収納がカードが4枚しか入りません。
しかし、逆に財布にカードを収納しなくなり、最低限のものだけにすることができました。
キャッシュレス決済をメインにしていることもあり、そこまで不便は感じません。

手入れをしながら、長く使える。

革製品全般の良いところとして、手入れをすれば長期間使えることが挙げられます。
使用頻度が少ないこともありますが、月に一回ほどクリームを塗りながら使用することで、かなり劣化を抑えながら使用できています。

家の鍵を擦ってしまい、表面に小さく傷が入ったりしてしまいますが、これも味として昇華できるのが魅力かなと感じます。
それに、自分でお手入れをすると愛着が湧いてきて、丁寧な扱いになります。
こんなに丁寧にしているのに、ボロボロのレシートを貯め込んだらダサいなぁと自分を律することができています。

悪いところ

ここからは、逆に悪いところや、気になったところを書いていきます。

収納が少ない。

カードが4枚しか収納できないのが、財布単体で見たら使いづらいです。
メリットにも書きましたが、自分がキャッシュレス決済がメインなので、そこまで不便は感じていないです。ただ、病院の診察券などを頻繁に使う方は不便に感じるかもしれません。
自分は、診察券などの使用頻度の低いカードは、別途カードケースに保管しています。

カード入れが取り出しにくい。

カード入れがきつく、カードが取り出しにくいです。

特に、一番下のケース。

これは、自分がこの財布をあまり使用していないのが原因かもしれません。
しかし、少し硬いのでそこは注意しておいた方がいいと思います。

小銭入れにカードの痕がつく。

小銭入れの蓋部分に、カードの痕がついてしまいます。
そこにだけ痕がつくので、少し気になります。
使用には問題ないんですけどね…
お洒落に使いたいのに、一か所だけ痕がつくと気になりませんか?

小銭を出す度にボタンを着脱するのが面倒。

現金を使う場面が減ったとはいえ、たまに使う機会もあるかと思います。
そういったとき、ファスナーの財布に比べると小銭の取り出しに時間がかかります。

僕は、趣味でビリヤードを結構な頻度で練習しています。
ビリヤード場のような小さいお店は、まだまだ現金しか使えないお店が多いんですよね。
そういった現金対応のお店に通う方にとっては、ストレスになるかもしれません。

本当にミニマルな財布と比べると大きい。

自分は、キャッシュレス決済への移行に伴い、長財布から移行しました。

サイズ:H9.5×W13.5×D3cmというのは、長財布から比べてば確かに小さいです。

しかし、abrAsusのような本当に小さい財布に比べると大きく、中途半端な印象を受けました。
ミニマリストを極めたい、もっとコンパクトにしたいという方は、もっと薄い財布を探してみると良いかと思います。

結論:少し不便だけど、長く使える良いアイテム

  • デザインは、シンプルだが地味すぎないので、フォーマル/カジュアルの両方で使いやすい。
  • 使い勝手が良いわけではない。(キャッシュレス決済メインなら気にならない。)
  • 良質なレザーで上品な印象
  • レザーならではの経年変化を楽しめ、丁寧に使っていける。

決して使いやすいアイテムではないですが、たまに取りだすときに上質な雰囲気があり、カッコいいです。

英国紳士のように、上品な大人を目指してこの財布とともに成長していこうと思いました。

この記事が購入の参考になれば幸いです。

参考サイト

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何がおすすめ? エッティンガーの財布パーフェクトガイド | メンズファッションマガジン TASCLAP
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